デザイン言語化練習#01
今日から、「プロのデザインを言語化する」鍛錬を行っていきますー
- 言語化することで自分のデザイン制作にも役立つ(意図を反映させやすくなる)
- デザイン提案をしやすくなる(すべてのデザインに意味をもたせられる)
ため。
これは筋トレであり、ストレッチ!
Adobeに上がっていたアトオシさんの動画見て
理由あるデザインを作ることの大事さを思い知ったので。。
言葉が先にあって、デザインは言葉を形にすること。だというのがとても響いた。
観察したデザイン
アフタヌーンティー 夏特集ページ?のメインビジュアル
ひんやり、すっきり、爽快な夏を。: | アフタヌーンティー公式通販サイト
どんな目的で作られたデザインか?
- クールボディシート、スプレーなど、夏の制汗グッズのプロモーション。
どんな印象づけを意図したデザインか?
- 「爽やか」「涼しげ」「夏の日差し」
- 製品パッケージの可愛さを伝える(青×レモン)
レイアウト
左側に写真、右側にテキスト。2分割レイアウト。
写真3:テキスト2くらいの比率で写真が大きめ。
タイトル(キャッチコピー)部
- 右揃えレイアウト。句読点がちょうど右端にくるようになっている。全体の中で右側に配置しているため右揃えが活きている
- 明朝体で墨溜まりが強めのフォント。水彩調の背景に合わせて、にじみ風の印象あるフォントにしたのでは。
- 濃い青の背景に白文字で読みやすい。
商品情報テキスト
- タイトルの明朝体とは別のゴシック体。文字が小さめなため読みやすさ重視と思われる
- すっきりとしたゴシック体なので爽やかな印象にも合っている。
- 行間広めで読みやすい。
- 製品の名前や料金の途中で改行を入れないよう工夫されている。
カラー
- 濃い目のブルー×レモンイエロー。商品パッケージに合わせた色合い。
写真
- 商品のまわりにレモンをランダムに置いている。パッケージイラストに合わせた世界観づくり。
- 背景には薄い青の、水彩っぽいテクスチャを置いている
- ライティングにより、がっつり影が出ている。夏の強い日差しの印象を与えている。背景が青なため影の色も青くなっていて、より爽やかな印象を強めている。
- 右上のガラスが透けた影も涼しげな印象を加速させている。
イラスト
- パッケージにあるイラスト水彩手書きイラストを流用している。世界観の統一。
所感
はじめてデザイン言語化の練習をしたが、ひとつひとつの要素に「そのデザインの印象(世界観)を強める」効果が隠れている(仕込んである)のだなと、感銘を受けた…
そして、そのデザインがどんな目的で作られているか?どんな印象を与えようと思っているか?も容易に想定ができた。
=意図が自然と伝わるよう作られているデザイン、と言えると思う。
「なんとなく」で作らないことが本当に大事だなと感じた。